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「絆」第9号・マジック種目を多様化する

高井戸マジッククラブ会報「絆」第9号(平成31年4月9日発行)より抜粋

会長:松永康男

マジックにはいろいろな演目があり、非常にバラエティーに富んでいて、自分に合う種目を選べば良い。

具体的に取り上げると、このようなパターンがあります。

  • 目の前でみるテーブルマジック
  • 少人数で楽しむサロンマジック
  • 大勢の客の前で派手に演じるステージマジック
  • 特設ステージでの度肝を抜くようなイリュージョンマジック

60歳を過ぎてはじめるマジックはどれ?

高井戸マジッククラブのように60歳を過ぎはじめるマジックは、「テーブル」か「サロン」か「ステージ」マジックが適切な演目になるでしょう。

 

それはなぜか。

その理由は、使用する道具も手頃な価格で手に入ること。器用な人なら自分でも道具を作ることもできます。そして持ち運びも荷物にもならず、習得も比較的短期間で実現できるからです。

マジックの醍醐味を皆に経験してもらいたい

マジックを見た人が楽しんでいる笑顔を見て、自分も楽しむ快感を覚える。これは経験した者でないとわからない。

上手く演じられた時には思わず「にやっ」とドヤ顏をしたくなる。

 

この快感は、少しずつ難度の高い演目にチャレンジする意欲につながり、練習に心が入るようになる。

またマジックに熱くなってくると、自然に「上手くなったね」と言われるようになる。

この過程を会員全員が通ることを私は期待したい。

 

プロを講師に招き、自分な好きな演目を楽しめるように

毎年教えていただく先生と講師契約するのに考えていることがある。

習う会員側には、◯初心者あり ◯中級者あり ◯10年経験のベテランあり ◯40〜50年の超ベテランあり、と多様なため、なかなか全員全員が毎回同じように満足することは難しい。

この為可能な限り、和気あいあいと楽しいマジックの研修ができるように配慮して、多様なネタを身につけられるよう学ぶことにしている。

 

今年度は講師として、10年目に入った幸条スガヤ・プロ、創業時の講師DPFの油井史好プロ、5年目に入ったパパマジカル・プロ、あさのよしてる・プロ(TAZIMI)、他にプロマジシャン2名を適時に契約する予定でいる。

 

複数のプロ講師からマジックを学べることは、高井戸マジッククラブの特長で、会員になればマジック業界もある程度知ることができ、それも魅力の一つかと思う。

 

それぞれの講師にはそれぞれの得意な個性と芸があるので、習う側は、自分の好みにあった演目を優先的に取り入れて、1年で数件の演目を習得するのが目標。自分で迷うことなく演目を選んで、発表会のステージで自信を持って登場してもらいたい。

高井戸マジッククラブ専用のハッピを制作

少しでも障害者の支援になればと杉並区障害者施設工房に発注しました。奉仕の心を含めて選んでおります。

 

 

 

※一部rewrite